梅雨の時期は頭痛など
体調不良に悩まされる方も
多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「頭痛・片頭痛」です。
慢性的な頭痛で
長く悩んでいる方は
多くいらっしゃいます。
慢性頭痛の対処方法などの紹介の前に、
頭痛の注意点があります。
突然激しい頭痛が発症する場合は
何らかの原因がある可能性があるので、
すぐに救急医療を受けるようにしましょう。
慢性頭痛には大きく分けて「筋収縮性頭痛」
と「片頭痛」に分けられます。
「片頭痛」は「血管性頭痛」ともいいます。
「筋収縮性頭痛」と「片頭痛」
の見分け方として、
頭痛が起きた場合に、
しゃがんだりして体位を低くしてみましょう。
特に痛みに変化がなければ「筋収縮性頭痛」で、
さらに痛みがひどくなる場合は「片頭痛」が
考えられます。
痛み方や痛む部位も違うことが。
「筋収縮性頭痛」は
頭全体が締め付けられるように痛み、
特に後頭部に痛みがでる特徴があります。
「片頭痛」は、
脈の拍動と同じように
ズキンズキンと痛み、
片側の側頭部が痛む事が多い特徴があります。
「筋収縮性頭痛」の対処法は
温かいシャワーを頭から掛けながら
指でマッサージをしたり、
肩こりが影響している事も多いので、
後頭部と首に熱いタオルを絞って
当てるのも大切です。
「片頭痛」の対処法は
保冷剤などで痛い個所を冷やしたり、
下半身か足だけをお湯につけながら
両手を冷やすと、緩和されやすくなります。
他には、どちらの頭痛にもよい
ツボもご紹介します。
◎足三里(あしさんり)
むこうずねの外側を
下から上にさすり上げ、
指が骨に当たって止まった所から
外側へ指の幅一本分の所にあるくぼみ
◎合谷(ごうこく)
親指と人差し指をピタッと付けたときに、
その間の筋肉が手の甲側で盛り上がり、
二本の指を離すとへこむ所。
◎曲池(きょくち)
ひじをまげた時にできる外側のしわの終わり。
◎内関(ないかん)
手首の一番大きなしわの中央から
肘に向かって二寸の筋と筋の間。
等があり、ツボは離れた場所にありますが、
ツボが滞ると体の巡りが悪くなり
頭痛などの症状として異変を
サインとして知らせるのです。
ツボの押し方は手の親指で
ぐ~っと5秒~10秒ほど押したり、
人差し指を使って縦横に押したりします。
慢性頭痛でもあきらめず
改善に向けて整えていきましょう。
今回は頭痛についてお話ししました。